6月初旬に5歳の長男が2月末に引き続き新型コロナに感染してしまいました。最近、新型コロナの感染がまた増えてきていることもあり、当時の経緯や対応を記事化してみました。
新型コロナ再感染の経緯
6/10金曜の夕方妻の保育園より妻の携帯に、「長男が発熱したので迎えに来てほしい」という連絡がありました。妻はすでに帰路についていたため、スムーズに長男と次女をピックアップできたのですが、夜20時を過ぎて息子の体温は39度まで上昇。
長男は2月末にコロナにも罹っているし、タダの風邪の可能性が高いかなという結論になりました。しかし保育園で発熱していることもあり、翌月曜日に登園する際に「病院に行きましたか?」と聞かれてしまう可能性も高いことから、一応翌朝に病院へ行ってみようということになり・・・
翌朝、近所の病院へ行くと、「あー2月末にコロナにかかっているんですね。PCR検査もやりますが、扁桃腺が腫れているので溶連菌の検査もしますね」という先生のコメント。先生の話しぶりから、「コロナではなく溶連菌の可能性が高いですよ」というニュアンスと受け取り、安心していました。
駐車場で車に乗りながら検査結果を待っていると、20分ほど経って先生からの電話。
「あのーお父さん・・・」
担当は女医さんだったのですが、電話越しでも残念な雰囲気が伝わり、全てを察してしまいました。
3ヶ月で2度目の新型コロナ感染に加えて、溶連菌とのダブル感染のおまけ付きでした。。。
先生からは「1度感染しているのでコロナの可能性は低く、溶連菌かなと思っていたのですが、前回のコロナ感染から3ヶ月半たっているので再感染が絶対ないということでもなかったということで・・・」というコメント。この病院では、オミクロン以降、1例のみ同じく幼児で新型コロナの再感染例があったとのことでした。
自宅内再隔離の検討
2月末に息子が新型コロナにかかった際には、家族全員への飛び火を避けるため、息子と私は6畳間から出ず、妻娘と自宅内の導線を完全に分けていました。当時はオミクロンの症状が軽いことはわかっていませんでしたし、我が家は誰もワクチンを打っていなかったということもあり慎重になっていたこともありました。
自宅内隔離の結果として前回は長男と私が感染するだけで済んだわけですが、今回同じ自宅内隔離を行うことは、父子のメンタルを考えると難しいという判断となり、今回はまず妻に「娘とウィークリーマンションに避難すれば?」と提案してみました。
しかし、そのやり取りを聞いていた長男が、「ママと○○(妹)が10日も家にいないのは嫌だ」ということで、「それならばもう4人全員で普通に過ごそう」ということになったわけです。この3ヶ月の間、オミクロンの症状が軽いことはもはや社会的通説になっており、3月にワクチンを打っていない私が感染した際も、39度超になるなど辛かったのは数時間で、発熱翌朝には36度台に落ち着いているという経験もしていたからです。
やはり「ワクチン未接種の状態で感染しても特に問題なさそう」という感覚を持っていたのが大きかったと思います。新型コロナによる重症化リスクが低いのであれば、当然日々の正常な暮らしを犠牲にすることでのリスクやコストを回避するという判断になるわけなので。
自宅内再隔離の是非
結局、今回は長男以外は誰も新型コロナの症状を発症せず、無事10日間を終えることができました。
私は前回新型コロナにかかっているので、抗体が残っていたのかもしれませんし、妻娘も前回は無症状だっただけで抗体を持っているのかもしれません。また、今回単に無症状だったのかもしれませんが、自宅内で4人で普通に過ごしても(もちろん、無駄な接触には注意していましたが)、誰も発症しなかったという事実があります。
子どもと自宅内隔離をすると、大人1人は狭い閉鎖空間での濃厚接触を余儀なくされてしまいます。そうなるとどうしても大人1人の感染リスクは大幅に上がってしまいます。
一方で自宅内隔離をしない場合、最悪のケースとして家族全員が感染してしまうことも考えられますが、換気をしっかりしていれば誰も感染しないで済む可能性もあります。(換気の良い広い部屋で過ごすことで、誰も感染しないで済むのに)
7月に入りまたコロナ感染者が急増しており、オミクロンの新株とも言われています。新株が出ると、政治や公的機関はある程度実態が見えてくるまではどうしても保守的な判断をしてしまうので、結局最後は家庭・個人毎にリスク・リターン、リスク・コストを比較して是々非々で行動を決定していくしか無いなぁと思っています。